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ゲノム医療の今後の展望
著者: 中山智祥1
所属機関: 1日本大学医学部病態病理学系臨床検査医学分野
ページ範囲:P.1386 - P.1387
文献購入ページに移動はじめに
次世代シークエンサーの登場により,DNA塩基配列決定法が実臨床において活用(クリニカルシークエンス)される時代となった.研究室での活用のみならず,臨床検査の現場での採用がこれほどまでに早く進むとは多くの関係者にとって予想外であったのではないか.本稿ではゲノム医療の今後についての展望と課題について,日本遺伝子診療学会理事長としての立場から筆者の予測も含めて記したいと思う.
次世代シークエンサーの登場により,DNA塩基配列決定法が実臨床において活用(クリニカルシークエンス)される時代となった.研究室での活用のみならず,臨床検査の現場での採用がこれほどまでに早く進むとは多くの関係者にとって予想外であったのではないか.本稿ではゲノム医療の今後についての展望と課題について,日本遺伝子診療学会理事長としての立場から筆者の予測も含めて記したいと思う.
参考文献
1)中山智祥.医療に役立つ遺伝子関連Web情報検索 第2版—手とり足とり教えますガイド.メディカル・サイエンス・インターナショナル,2020.
2)中山智祥.遺伝子診療よくわかるガイドマップ—初診から検査そして結果報告まで.メディカル・サイエンス・インターナショナル,2018.
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