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ページ範囲:P.467 - P.467
文献購入ページに移動 肝硬変は,種々の原因によって生じた肝障害が慢性的に進行した終末像といえる.肝臓本体の小葉構造が破壊され,高度の線維化と再生結節の形成がみられる.このような形態的変化によって肝の循環障害が起こり,門脈圧亢進症状が発生する.肝実質細胞の減少は,肝合成能障害や代謝障害をきたす.
肝硬変に至る原因の多くはC型肝炎で,次いでアルコール性肝障害,B型肝炎などが挙げられる.また,近年では非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)から肝硬変に進行する例が増加しており,脂肪肝の時点での適切な治療が重要視されている.
肝硬変に至る原因の多くはC型肝炎で,次いでアルコール性肝障害,B型肝炎などが挙げられる.また,近年では非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)から肝硬変に進行する例が増加しており,脂肪肝の時点での適切な治療が重要視されている.
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