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あとがき・次号予告
著者: 横田浩充
所属機関:
ページ範囲:P.510 - P.510
文献購入ページに移動 コロナ禍も4年目に入りましたが,先日,COVID-19の感染症法に基づく分類について,5月8日に二類相当から五類へ移行することが決まりました.「コロナ禍からの脱出,ようやく普通の日常が見えつつある」と報道されています.ここで「普通の日常」とは何を意味するのか.感染防止策とマスク生活が長く,この文言を忘れた感があります.職場では歓送迎会が消え,会議はWebやメールが定着し,対面でのコミュニケーションが減少したことは「普通の日常」ではありません.果たしてコロナ前の生活はいつ戻るのか? ウィズコロナからも脱出できなければ「普通の日常」はありません.コロナ禍の影響に加えて,ウクライナ情勢の長期化は深刻で,円安に起因する海外資源の価格高騰,食品・電気代も上がり,物価高が気になるこの頃です.
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