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雑誌文献

検査と技術51巻5号

2023年05月発行

文献概要

Q&A 読者質問箱

スパイロメトリーを用いた声門狭窄の評価について教えてください.

著者: 松島康二1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.586 - P.588

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Q スパイロメトリーを用いた声門狭窄の評価について教えてください.

A わが国では,呼気を用いた検査にて声門狭窄の評価を行っている.呼気を用いた上気道狭窄の指標として,最大呼気流率(peak expiratory flow rate:PEFR)および1秒量(forced expiratory volume in 1 second:FEV1.0)/PEFRが有用である.

参考文献

1)小林武夫,廣瀬肇,牛嶋達次郎,他:Flow-Volume曲線法による喉頭気管狭窄の呼吸機能の測定.日気管食道会報 28:199-204,1977
2)宮丸悟,蓑田涼生,湯本英二:呼吸機能からみた,両側声帯正中位固定症に対するEjnell法による声門開大術の効果.日耳鼻会報 110:65-70,2007
3)松島康二:対応に悩む喉頭疾患—両側声帯運動障害.喉頭 32:161-164,2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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