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文献詳細

雑誌文献

検査と技術51巻6号

2023年06月発行

過去問deセルフチェック!

解答と解説

ページ範囲:P.629 - P.629

文献概要

 “血液製剤”とは,ヒトの血液を原料として製造される医薬品の総称です.血液製剤は大別すると“輸血用血液製剤(全血製剤と血液成分製剤)”と“血漿分画製剤”に分類され,血液成分製剤には,赤血球製剤,血小板製剤,血漿製剤があり,血漿分画製剤には,アルブミン製剤,免疫グロブリン製剤,血液凝固因子製剤,アンチトロンビン製剤,組織接着剤などがあります.

 国内でヒトの血液を得るための採血においては,国が定めた採血基準があり,「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律施行規則」に基づき,全血採血(200mL,400mL)および成分採血(血漿,血小板)ごとに,年齢,体重,血圧,血色素量,年間採血量,採血間隔などの基準が定められています.この基準に不適合な場合は,採血できません.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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