文献詳細
文献概要
技術講座 病理
手術材料の切り出し業務
著者: 田近洋介12
所属機関: 1富山大学附属病院病理部 2前 富山県済生会富山病院病理診断科
ページ範囲:P.742 - P.746
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●病理部門の臨床検査技師がすぐに取り組むことができる業務移管(タスク・シフティング)に,手術材料の切り出し業務がある.
●切り出し業務を行う場合に,知識と技術の保障として,日本臨床検査技師会が定める認定病理検査技師制度を用いることができる.
●臨床検査技師が手術材料の切り出し業務を行うにあたり,まずは虫垂,胆囊,ESD検体が取り組みやすい.
●臨床検査技師が手術材料の切り出しを行うことで,医師や臨床検査技師自身だけでなく,患者や医療経済など医療全体によい効果を期待できる.
●病理部門の臨床検査技師がすぐに取り組むことができる業務移管(タスク・シフティング)に,手術材料の切り出し業務がある.
●切り出し業務を行う場合に,知識と技術の保障として,日本臨床検査技師会が定める認定病理検査技師制度を用いることができる.
●臨床検査技師が手術材料の切り出し業務を行うにあたり,まずは虫垂,胆囊,ESD検体が取り組みやすい.
●臨床検査技師が手術材料の切り出しを行うことで,医師や臨床検査技師自身だけでなく,患者や医療経済など医療全体によい効果を期待できる.
参考文献
1)日本肝胆膵外科学会(編).臨床・病理 胆道癌取り扱い規約 第7版.金原出版,2021:p.52.
2)小野裕之,他.胃癌に対するESD/EMRガイドライン(第2版).Gastroenterol Endosc.2020;62:284.
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