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文献詳細

雑誌文献

検査と技術51巻7号

2023年07月発行

文献概要

技術講座 病理

手術材料の切り出し業務

著者: 田近洋介12

所属機関: 1富山大学附属病院病理部 2前 富山県済生会富山病院病理診断科

ページ範囲:P.742 - P.746

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Point

●病理部門の臨床検査技師がすぐに取り組むことができる業務移管(タスク・シフティング)に,手術材料の切り出し業務がある.

●切り出し業務を行う場合に,知識と技術の保障として,日本臨床検査技師会が定める認定病理検査技師制度を用いることができる.

●臨床検査技師が手術材料の切り出し業務を行うにあたり,まずは虫垂,胆囊,ESD検体が取り組みやすい.

●臨床検査技師が手術材料の切り出しを行うことで,医師や臨床検査技師自身だけでなく,患者や医療経済など医療全体によい効果を期待できる.

参考文献

1)日本肝胆膵外科学会(編).臨床・病理 胆道癌取り扱い規約 第7版.金原出版,2021:p.52.
2)小野裕之,他.胃癌に対するESD/EMRガイドライン(第2版).Gastroenterol Endosc.2020;62:284.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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