文献詳細
技術講座 遺伝子
次世代シーケンサ(NGS)を用いた遺伝子検査の基礎
著者: 新井田要1
所属機関: 1金沢医科大学総合医学研究所先端医療研究領域ゲノム疾患研究分野
ページ範囲:P.816 - P.822
文献概要
●遺伝子検査の主流は次世代シーケンサ(NGS)による解析に移行しており,すでに多くの検査が保険収載されています.
●NGSではガラス基板(フローセル)上の無数のクラスターに対し,シーケンス反応とシーケンスの読み取りを同時並行処理で行うことで,大量のシーケンスを実現しています.
●解析対象領域にライブラリを濃縮(エンリッチメント)するには3つの方法があり,どれも一長一短があります.
●現行のショート・リード・シーケンサにはいくつかの弱点があり,決して万能の検査法ではありません.これを解決すべく新たな機器や手法が開発されてきています.
参考文献
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