文献詳細
文献概要
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あとがき・次号予告
著者: 矢冨裕
所属機関:
ページ範囲:P.884 - P.884
文献購入ページに移動 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻がいまだに続き,明るい話題が少ないなか,新型コロナウイルス感染症に関しては,その位置付けが令和5年5月8日から「5類感染症」となりました.それから約1カ月が経過した時点で,このあとがきを書いております.新型コロナウイルス感染症については,法令に基づく行政の関与がなくなり,国民の自主的な取り組みが基本となりました.やはり,なんとも言えない開放感に浸ってしまいます.ただ,そうしたなかでも,じわじわと感染者が増えつつある現状が報道されており,また,怖い変異株が出現しないとも限らず,不安感を消すことはできない状況です.
このような時期に,これまでの新型コロナウイルス感染症への対応の検証をしっかりと行い,次なる対応が必要になったときに備えることが重要ですが,これについては検査領域も例外ではありません.新型コロナウイルス感染症のPCR検査などの外部精度管理調査の結果を見ても,まだまだ改善が必要と思われます.臨床検査は精度が命であることを再確認していただき,本誌をお読みいただければと思います.
このような時期に,これまでの新型コロナウイルス感染症への対応の検証をしっかりと行い,次なる対応が必要になったときに備えることが重要ですが,これについては検査領域も例外ではありません.新型コロナウイルス感染症のPCR検査などの外部精度管理調査の結果を見ても,まだまだ改善が必要と思われます.臨床検査は精度が命であることを再確認していただき,本誌をお読みいただければと思います.
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