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文献詳細

雑誌文献

検査と技術51巻9号

2023年09月発行

文献概要

増大号 匠から学ぶ 血栓止血検査ガイド 3章 検査プロセス

APTT

著者: 涌井昌俊1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部臨床検査医学教室

ページ範囲:P.956 - P.960

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はじめに

 活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time:APTT)はプロトロンビン時間(prothrombin time:PT)とともに代表的な凝固スクリーニング検査であり,内因系凝固能を総合的に評価する.因子活性欠乏または因子インヒビターによる内因系凝固異常やループスアンチコアグラント(lupus anticoagulants:LA)の検索,ヘパリン療法のモニタリングに用いられる.

参考文献

●片桐尚子,涌井昌俊.血小板機能異常,凝固異常時に使用する検査−適切な選択とその解釈.Hospitalist 2019;7:537-550.
●金井正光(監),奥村伸生,他(編).臨床検査法提要 改訂35版.金原出版,2020.
●日本検査血液学会(編).スタンダード検査血液学 第4版.医歯薬出版,2021.
●高木康(監),山田俊幸,大西宏明(編).標準臨床検査医学 第5版.医学書院,2023.
●山﨑哲,他.APTT検査およびループスアンチコアグラント検査の標準化.日血栓止血会誌.2016;27:636-643.
●西村仁,他.凝固Ⅺ因子の構造と機能.日血栓止血会誌.2012;23:594-598.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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