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増大号 匠から学ぶ 血栓止血検査ガイド 5章 疾患まとめ
von Willebrand病(VWD)
著者: 岡本修一1
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻オミックス医療科学
ページ範囲:P.1078 - P.1081
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フォン・ヴィレブランド病(von Willebrand disease:VWD)は,1926年にErik Adolf von Willebrand医師が報告した,北欧Åland諸島の血族結婚を繰り返す家系の先天性出血性素因にさかのぼる.
本疾患は,フォン・ヴィレブランド因子(von Willebrand factor:VWF)の量的・質的異常によって止血障害をきたす先天性疾患である.その大部分は常染色体顕性遺伝,一部が常染色体潜性遺伝形式をとる.
フォン・ヴィレブランド病(von Willebrand disease:VWD)は,1926年にErik Adolf von Willebrand医師が報告した,北欧Åland諸島の血族結婚を繰り返す家系の先天性出血性素因にさかのぼる.
本疾患は,フォン・ヴィレブランド因子(von Willebrand factor:VWF)の量的・質的異常によって止血障害をきたす先天性疾患である.その大部分は常染色体顕性遺伝,一部が常染色体潜性遺伝形式をとる.
参考文献
1)von Willebrand病の診療ガイドライン作成委員会.von Willebrand病の診療ガイドライン 2021年版.日血栓止血会誌.2021;32:413-481.
2)松下正.von Willebrand病の診断と治療.日内会誌.2019;107:1844-1851.
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