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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻1号

2024年01月発行

文献概要

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解答と解説

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所属機関:

ページ範囲:P.61 - P.61

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 超高齢社会の日本において,骨粗鬆症の患者は年々増加している.「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」によると,患者数は1,280万人(男性300万人,女性980万人)と推計されている.今後も後期高齢者の増加が顕著であることから,骨粗鬆症患者は増加すると推定されている.

 骨粗鬆症は女性の更年期以降に発症しやすく,骨量・骨密度の減少,骨質の劣化により骨折しやすくなる疾患である.高齢者の骨折はQOLを低下させ,要介護状態に陥る原因となりうるため,骨粗鬆症の予防が重要となる.このような背景において,骨代謝マーカーの測定が,骨粗鬆症の診療に利用されている.骨代謝マーカーは骨代謝の結果生成される物質で,骨代謝の状態を知る指標となる.骨代謝マーカーには骨形成マーカーと骨吸収マーカーがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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