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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻10号

2024年10月発行

文献概要

書評

ミニマル発生学 フリーアクセス

著者: 市原真1

所属機関: 1札幌厚生病院病理診断科

ページ範囲:P.1033 - P.1033

ラングマンのとなり

 医師21年目である私の手元には,発生学の本がぜんぜんなかった.唯一持っていたのは,学生時代に購入した『ラングマン人体発生学 第7版 日本語版』(医学書院MYW,1999年3月発刊の第5刷)だけ.発生学の本なんてなくてもいいでしょ,現役医師なら一冊あれば十分でしょ,と,なぐさめてくださる方もいらっしゃるかもしれない.でも,少なくとも私は,臨床に暮らす日々でずっと不全感を抱いていた.

 「近年のトピックスとして中腎様腺癌が挙げられ……」

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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