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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻4号

2024年04月発行

文献概要

技術講座 微生物

微生物検査の検体採取容器の基本

著者: 山本絢子1

所属機関: 1新潟県立中央病院臨床検査科

ページ範囲:P.394 - P.399

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Point

●微生物検査において信頼性の高い検査成績を臨床側へ提供するために,適切な検体の採取や保存・輸送は重要である.

●検体の種類や目的とする病原微生物によって,適した採取容器を選択する必要がある.

●採取容器は,丈夫な材質で気密性が保たれる滅菌容器でなければならない.

●適切な検体採取や保存・輸送が行われるために,感染制御チーム(ICT)や抗菌薬適正使用支援チーム(AST)と連携し,定期的な職員への教育が求められる.

参考文献

1)日本臨床微生物学会 検体採取・輸送・保存方法およびPOCT検査法ガイド作業部会(編).検体採取・輸送・保存方法およびPOCT検査法ガイド.日本臨床微生物学会,2022.
2)小栗豊子(編).臨床微生物検査ハンドブック 第5版.三輪書店,2017.
3)Miller JM, et al. A Guide to Utilization of the Microbiology Laboratory for Diagnosis of Infectious Diseases: 2018 Update by the Infectious Diseases Society of America and the American Society for Microbiology. Clin Infect Dis. 2018; 67: e1-e94.
4)清祐麻紀子,他.Diagnostic Stewardship:DSの実践ガイド.日臨微生物会誌.2022;32:145-154.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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