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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻5号

2024年05月発行

技術講座 生理

シリーズ 病態生理から読み解く腹部エコー検査・2 各論

肝臓のびまん性疾患を読み解く腹部エコー検査のポイント

著者: 関根智紀1 林涼子1 木内清恵1 志村謙次2

所属機関: 1国保旭中央病院診療技術局超音波室 2国保旭中央病院消化器内科

ページ範囲:P.488 - P.493

文献概要

Point

●肝臓のびまん性疾患は,リスク因子と身体所見を理解して,病態生理から読み解く腹部エコー検査とします.

●脂肪肝は,門脈主幹外からの静脈還流を受けると複雑なエコーパターンを呈します.

●脂肪肝の予後の推定には線維化の程度が重要となりますが,その前段階となる脂肪肝の拾い上げには,腹部エコー検査が優れています.

参考文献

1)日本消化器病学会,日本肝臓学会(編).NAFLD/NASH診療ガイドライン2020 改訂第2版.南江堂,2020.
2)松井修,他(編著).肝の画像診断—画像の成り立ちと病理・病態 第2版.医学書院,2019.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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