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最新の血圧測定—現在の測定方法とその未来
著者: 冨谷奈穂子1 苅尾七臣1
所属機関: 1自治医科大学内科学講座循環器内科学部門
ページ範囲:P.572 - P.574
文献購入ページに移動高血圧の診断には正しい血圧測定が必要である.「高血圧治療ガイドライン2019」1)では,診察室血圧によって高血圧を評価する際には,降圧薬非服用下で少なくとも2回以上の異なる機会における血圧測定値によって行うこととしている.さらに高血圧診断は,家庭血圧計や24時間自由行動下血圧計で測定する診察室外血圧と併せて評価することで,非高血圧,白衣高血圧,仮面高血圧,持続性高血圧の4つの表現型に分類される.それぞれの表現型では脳心血管病イベントリスクが異なるため,患者の高血圧表現型を把握し,適切な治療を行うことが重要である.本稿では,現在広く一般に使用されている診察室外血圧測定方法である家庭血圧測定,24時間自由行動下血圧測定(ambulatory blood pressure monitoring:ABPM)に加え,最新のウエアラブル血圧測定やその他の血圧測定技術について概説する.
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