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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻6号

2024年06月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

クリオスタットでよい標本を作製するコツ

著者: 山田範幸1 栁川直樹12

所属機関: 1岩手医科大学附属病院病理診断科 2岩手医科大学医学部病理診断学講座

ページ範囲:P.604 - P.605

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はじめに

 日常業務で行われる術中迅速診断では,腫瘍の有無,切除断端の評価,リンパ節転移の有無,近傍組織への播種の有無など,さまざまな目的で各科から検体が提出される.正確な迅速病理診断を行うには,短時間でパラフィン切片標本と同等の標本を作製することが求められる.すなわち,クリオスタットでよい標本を作製できるか否かがポイントとなる.今回は,岩手医科大学附属病院で行っている包埋のコツについて紹介する.

参考文献

1)山田範幸.3 耳鼻科領域.術中迅速凍結標本作製のコツ—“つまずきポイント”とその対策.Med Technol.2018;46:647-651.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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