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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻7号

2024年07月発行

文献概要

技術講座 生理

乳房造影超音波検査のABC—手順と注意点

著者: 佐藤恵美1

所属機関: 1北海道大学病院医療技術部放射線部

ページ範囲:P.680 - P.685

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Point

●乳房造影超音波検査は造影剤投与により得られる血流情報を診断に利用するものであり,わが国では2012年にソナゾイド®が乳房腫瘤性病変に対し保険適用となりました.

●Bモード超音波検査に造影超音波検査を追加することにより,良悪性鑑別診断精度が向上します.

●造影剤の特性や適切な手技・装置設定を理解しておくことが必要です.

参考文献

1)Miyamoto Y, et al. Efficacy of sonazoid (perflubutane) for contrast-enhanced ultrasound in the differentiation of focal breast lesions: phase 3 multicenter clinical trial. AJR Am J Roentgenol. 2014; 202: W400-W407.
2)日本乳癌学会(編).乳癌診療ガイドライン ② 疫学・診断編 2022年版 第5版.金原出版,2022.
3)三塚幸夫.乳房造影エコーのキホン.超音波検技.2021;46:234-239.
4)佐藤恵美,他.乳腺疾患の良悪性鑑別診断における造影超音波所見の検討.超音波検技.2015;40:31-43.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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