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ISO 15189の文書管理システムの構築・運用—東京都立駒込病院の場合
著者: 小林真実1 大野頑張1
所属機関: 1東京都立駒込病院臨床検査科
ページ範囲:P.700 - P.704
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東京都立駒込病院(以下,当院)は,2020年1月にISO 15189:2012の認定を取得しました.当院は輸血・細胞治療科,臨床検査科,病理科と3部門に分かれており,3部門をまとめて“ISO検査室”という名称で活動しています.
ISO認定審査にあたっては,管理上の要求事項,品質マネジメントシステム,技術的要求事項などに関する規定を満たすために,各事項の内容を取り決め,文書化しなければならず,膨大な文書を作成することになりました.文書作成は,日常業務を圧迫するほどの作業量となりましたが,初回審査時の担当者の努力で何とか対応することができました.
筆者は2021年4月に技師長として管理主体を拝命しましたが,その際,同時に品質管理者も異動となって交代してしまいました.ISOの文書や仕組みを作成していない職員が文書を管理し,QMS(quality management system)を回す指揮をとるのがどれほど困難なことか,ISOを取得している施設の方は容易に想像できることかと思います.
管理すべき文書は,部門の文書まで含めると500以上に上ります.不適合や是正処置など多くの書類が日々新たに発生していきます.これらの文書や記録は,紙で保存するものが多く,修正,レビュー,使用版の管理は管理する者に多くの負担がかかりました.また電子記録管理しているファイルも多様で数も多くなり,適切に管理することが困難になってきていました.
このような状況の中で,文書,記録をシステムで管理し管理作業を省力化するととともに,確認ミスのない信頼性の高い運用を目指して,ISO関連の管理システムを作成しました.
東京都立駒込病院(以下,当院)は,2020年1月にISO 15189:2012の認定を取得しました.当院は輸血・細胞治療科,臨床検査科,病理科と3部門に分かれており,3部門をまとめて“ISO検査室”という名称で活動しています.
ISO認定審査にあたっては,管理上の要求事項,品質マネジメントシステム,技術的要求事項などに関する規定を満たすために,各事項の内容を取り決め,文書化しなければならず,膨大な文書を作成することになりました.文書作成は,日常業務を圧迫するほどの作業量となりましたが,初回審査時の担当者の努力で何とか対応することができました.
筆者は2021年4月に技師長として管理主体を拝命しましたが,その際,同時に品質管理者も異動となって交代してしまいました.ISOの文書や仕組みを作成していない職員が文書を管理し,QMS(quality management system)を回す指揮をとるのがどれほど困難なことか,ISOを取得している施設の方は容易に想像できることかと思います.
管理すべき文書は,部門の文書まで含めると500以上に上ります.不適合や是正処置など多くの書類が日々新たに発生していきます.これらの文書や記録は,紙で保存するものが多く,修正,レビュー,使用版の管理は管理する者に多くの負担がかかりました.また電子記録管理しているファイルも多様で数も多くなり,適切に管理することが困難になってきていました.
このような状況の中で,文書,記録をシステムで管理し管理作業を省力化するととともに,確認ミスのない信頼性の高い運用を目指して,ISO関連の管理システムを作成しました.
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