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臨床医からの質問に答える
好酸球増多症はどこから腫瘍性を疑えばよいのですか?
著者: 滝口純1 西川真子1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.726 - P.729
文献購入ページに移動好酸球増多の定義
好酸球増多症(eosinophilia)は末梢血の好酸球数が500/μL以上の状態である.また好酸球数1,500/μL以上の状態を過好酸球増多症(hypereosinophilia)と呼ぶ.
好酸球増多を来す基礎疾患の存在により好酸球が増加している状態を,二次性(反応性)好酸球増多症と呼ぶ.好酸球増多の原因の大部分を占める.
好酸球増多症(eosinophilia)は末梢血の好酸球数が500/μL以上の状態である.また好酸球数1,500/μL以上の状態を過好酸球増多症(hypereosinophilia)と呼ぶ.
好酸球増多を来す基礎疾患の存在により好酸球が増加している状態を,二次性(反応性)好酸球増多症と呼ぶ.好酸球増多の原因の大部分を占める.
参考文献
1)Khoury JD, et al. The 5th edition of the World Health Organization Classification of Haematolymphoid Tumours: Myeloid and Histiocytic/Dendritic Neoplasms. Leukemia 2022; 36: 1703-1719.
1)日本血液学会(編).血液専門医テキスト 改訂第3版.南江堂,2019.
2)神田善伸.血液病レジデントマニュアル 第3版.医学書院,2019.
3)増田亜希子.肥満細胞症/好酸球増加症と特定の遺伝子再構成を伴う骨髄性/リンパ性腫瘍.臨検.2023;67:698-702.
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