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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻7号

2024年07月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

好酸球増多症はどこから腫瘍性を疑えばよいのですか?

著者: 滝口純1 西川真子1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.726 - P.729

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好酸球増多の定義

 好酸球増多症(eosinophilia)は末梢血の好酸球数が500/μL以上の状態である.また好酸球数1,500/μL以上の状態を過好酸球増多症(hypereosinophilia)と呼ぶ.

 好酸球増多を来す基礎疾患の存在により好酸球が増加している状態を,二次性(反応性)好酸球増多症と呼ぶ.好酸球増多の原因の大部分を占める.

参考文献

1)Khoury JD, et al. The 5th edition of the World Health Organization Classification of Haematolymphoid Tumours: Myeloid and Histiocytic/Dendritic Neoplasms. Leukemia 2022; 36: 1703-1719.
1)日本血液学会(編).血液専門医テキスト 改訂第3版.南江堂,2019.
2)神田善伸.血液病レジデントマニュアル 第3版.医学書院,2019.
3)増田亜希子.肥満細胞症/好酸球増加症と特定の遺伝子再構成を伴う骨髄性/リンパ性腫瘍.臨検.2023;67:698-702.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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