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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻8号

2024年08月発行

文献概要

技術講座 微生物

—step up編—血液培養検査における用手法を用いた微生物検査

著者: 大城健哉1

所属機関: 1那覇市立病院医療技術部検査科

ページ範囲:P.746 - P.750

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Point

●血液培養陽性後,いかに早期に適切な治療につなげられるかが重要であり,われわれ臨床微生物検査室の腕のみせどころです.

●血液培養陽性ボトル培養液の生鮮標本観察による運動性の確認は,安価かつ簡便であり,グラム陰性桿菌の菌種推定に有用です.

●血液培養でグラム陽性双球菌を呈する菌種の鑑別に,スライドガラス法による胆汁溶解試験は安価かつ簡便で有用です.

参考文献

1)Weinstein MP, et al. The clinical significance of positive blood cultures in the 1990s: a prospective comprehensive evaluation of the microbiology, epidemiology, and outcome of bacteremia and fungemia in adults. Clin Infect Dis. 1997; 24: 584-602.
2)大城健哉,他.(2)血液培養検査—抗菌薬適正使用に有用な情報提供.臨病理.2018;66:1196-1205.
3)Murray PR. Modification of the bile solubility test for rapid identification of Streptococcus pneumoniae. J Clin Microbiol. 1979; 9: 290-291.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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