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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻8号

2024年08月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

超音波検査における褥瘡アセスメント

著者: 佐野由美1

所属機関: 1前 東葛クリニック病院検査部

ページ範囲:P.800 - P.803

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褥瘡とは

 褥瘡とは,寝たきりなどによって,「身体に加わった外力は骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流を低下,あるいは停止させる.この状況が一定時間持続されると組織は不可逆的な阻血性障害に陥り褥瘡となる」と定義される1)通り,一般的に“床ずれ”といわれているものです.

参考文献

1)日本褥瘡学会.科学的根拠に基づく褥瘡局所治療ガイドライン.照林社,2005:p.112.
2)佐野由美,他.超音波検査による便性状評価の検討—経臀裂アプローチ走査法における下部直腸評価の有用性.超音波検技.2020;45:168-174.
1)水原章浩,他.アセスメントとケアが変わる 褥瘡エコー診断入門.医学書院,2012.
2)水原章浩,那須ユキエ.技師とナースのための褥瘡エコー.医学と看護社,2014.
3)水原章浩(企画編集).特集 WOC領域におけるエコーテクニック—褥瘡エコーの使い方・読み方・ケアへの活かし方.WOC Nursing 2019;7:39-54.
4)藪中幸一,真田弘美.エコーによる褥瘡のアセスメント方法.日創傷オストミー失禁管理会誌.2016;20:390-397.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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