文献詳細
文献概要
増大号 臨床医に伝わりやすい 検査報告書とパニック値報告の心得 3章 血液検査
血算のパニック値への対応と伝え方
著者: 常名政弘1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.850 - P.855
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●自施設に適したパニック値基準を作成し,施設内で承認を得ることが必要である.また,定期的に見直す必要がある.
●自施設で使用している自動血球計数装置の原理を理解して,パニック値が出た場合には検査結果の妥当性を評価する適切な対応が必要である.
●パニック値とその他の検査結果を解析し,診断に導くための適切なアドバイスサービスを実施することが重要である.
●自施設に適したパニック値基準を作成し,施設内で承認を得ることが必要である.また,定期的に見直す必要がある.
●自施設で使用している自動血球計数装置の原理を理解して,パニック値が出た場合には検査結果の妥当性を評価する適切な対応が必要である.
●パニック値とその他の検査結果を解析し,診断に導くための適切なアドバイスサービスを実施することが重要である.
参考文献
1)矢冨裕,他(編).標準臨床検査学 血液検査学.医学書院,2012:pp.63-66.
2)東克己.赤血球の基礎知識.日本臨床衛生検査技師会(監).JAMT技術教本シリーズ 血液検査技術教本.丸善出版,2015:pp.10-17.
3)坂場幸治.血球の形態観察の基礎知識.日本臨床衛生検査技師会(監).JAMT技術教本シリーズ 血液検査技術教本.丸善出版,2015:pp.88-103.
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