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増大号 臨床医に伝わりやすい 検査報告書とパニック値報告の心得 4章 臨床化学・免疫検査
血液ガス分析のパニック値への対応と伝え方
著者: 木戸口周平1 木村秀樹1
所属機関: 1福井大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.923 - P.926
文献購入ページに移動●内部・外部精度管理で問題ないことを確認する.採血後,気泡除去を行い,直ちに混和し,速やかに測定する.測定直前にも十分に混和する.
●パニック値報告時は,検査値の妥当性が確実に担保されていること,施設内で報告様式のコンセンサスを形成することが重要である.
●血液ガス分析から換気,酸素化の状態,酸塩基平衡を評価する.一次性変化と代償性変化を確認し,合併した他の平衡異常を迅速に検討し,報告する.
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