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文献詳細

雑誌文献

検査と技術52巻9号

2024年09月発行

文献概要

増大号 臨床医に伝わりやすい 検査報告書とパニック値報告の心得 6章 遺伝子・染色体検査

造血器腫瘍遺伝子検査

著者: 佐藤優実子1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.982 - P.987

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Point

●白血病や骨髄異形成腫瘍(MDS),悪性リンパ種などの造血器腫瘍では,病型に特徴的な染色体異常や遺伝子異常が認められる.

●造血器腫瘍の病型分類にはWHO分類が用いられ,2017年発行のWHO分類改訂第4版以降は,従来の形態学的特徴よりも染色体・遺伝子異常が重視されている.

●結果報告の際は,検査の各工程が結果に与える影響を理解した上で結果を解釈し,臨床医が理解しやすい報告書を作成する.

参考文献

1)Ryan DH, et al. Detection of residual disease in acute leukemia using immunological markers. Cancer Treat Res. 1988; 38: 173-207.
2)Yin JA, et al. Minimal residual disease evaluation in acute myeloid leukaemia. Lancet 2002; 360: 160-162.
3)日本臨床検査標準協議会.遺伝子関連検査検体品質管理マニュアル Approved Guideline(承認文書):MM5-A1.平成23年12月.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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