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文献概要
知っておきたい検査機器
アグリゴメーター
著者: 三品頼甫12
所属機関: 1京都府立与謝の海病院 2京都府立医科大学第2内科
ページ範囲:P.54 - P.58
文献購入ページに移動血小板凝集能の測定法にはこのほかに顕微鏡法やscreen filtration pressure法などがあるが,現在世界中で最も広く利用されている方法がこのBorn1,2)やO'Brien3)らによって開発された血小板凝集計を用いる吸光度法である.現在各社の血小板凝集計が市販されており,そのなかにはEEL製の血小板凝集計のように血小板浮遊液の攪拌をキュベット内に上から挿入した鉄棒で行う型式のものと,その他の血小板凝集計のすべてに採用されているマグネチックスターラーで行う型式とがあったが,EEL製は既に製造が中止されているので,今回は後者の型式の血小板凝集計について述べる.
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