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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻10号

1978年10月発行

文献概要

測定法の基礎理論 なぜこうなるの?

細胞診染色の理論

著者: 浦部幹雄1

所属機関: 1中央鉄道病院中央検査部細胞診断室

ページ範囲:P.795 - P.800

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 細胞診の染色は多岐に及ぶが,形態学的観察の代表的染色にパパニコロウ染色がある.この染色の特徴は多彩性を有することである.またギムザ染色及び組織標本の基礎的染色であるヘマトキシリン・エオジン染色もしばしば適用される.そのほかShorr染色も用いられ,これらが主なものであろう.特殊染色としてはPAS反応,Alcianblue染色,核酸の証明法としてはFeulgen反応,アクリジンオレンジを用いた螢光法など,細胞の化学的証明は数多くあるが,それらを列記するには枚挙にいとまがない.そこで今回は通常細胞診に用いられる染色の理論と実際について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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