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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻10号

1978年10月発行

文献概要

技術講座 生化学

カラムクロマトグラフィーによるゲル濾過の実際

著者: 櫻林郁之介1 榎本博光1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理

ページ範囲:P.801 - P.808

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 化学の歴史というものは言い換えれば物質の分離・精製の歴史ということができると言われているが,それはとりもなおさず,物質の分離・精製がその時代の化学をいかに大きく作用してきたかを物語るものであり,またいかに多くの化学者がそれに心血を注いできたかということでもある.
 ゲル濾過という手法が,そうした化学の分野の中でいかに大きな貢献をなしてきたかを知るのは極めて簡単なことであり,現在でも物質の分離・精製,脱塩,溶媒の交換など多くの目的に使用されているのを見れば納得がいく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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