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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻10号

1978年10月発行

文献概要

最近の検査技術

PAM染色による電顕標本作製法

著者: 鈴木克哉1 小林恵美子1

所属機関: 1日本医科大学中央電顕室

ページ範囲:P.827 - P.831

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 電子顕微鏡による組織学の研究は主に形態学の分野から始められたが,近年,技術的な懸案が漸次解決されるにつれ,更に生体内構成要素の同定,あるいは酵素の局在を形態学的に検索する組織化学的な方法が導入され,成果をあげている.
 PAM染色法は組織細胞内の粘液多糖類(mucopolysaccharide)の選択的染色法であり,腎糸球体などの多糖類の証明に光顕的に用いられた.粘液多糖類の証明法はほかに次のような方法が報告されている(表1).Colloidal iron,Ruthenium red,Phosphotungstic acid,Ferric oxide,Lantheniumnitrate,Alcian blue,Silver proteinate.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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