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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻11号

1978年11月発行

文献概要

技術講座 血清

血清反応における対照血清の使い方

著者: 金山昭平1

所属機関: 1神戸大学病院中央検査部

ページ範囲:P.880 - P.889

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 日常検査に際して,検査室内の精度管理はぜひ行わなければならない.そのためにも陽性及び陰性の対照血清を用意して,検査のたびに必ずこの対照血清について検査を行い,使用した抗原の力価が正しくあったか,そのほかの試薬に不良はなかったか,検査に使用した器具(スライドグラス・トレイ)などに悪いところはなかったかをチェックするのは,技師として当然のことである.
 血清反応検査に用いられる対照血清は,大分けして3つに分けられる.①キット試薬の中に組み込まれている,②抗原の力価を測定する発売されている抗血清,③検査室で被検血清をプールして自家対照血清を作る.今回は市販されている対照血清を中心に,その使用方法,陽性度及び抗体価と自家陽性対照血清の作り方を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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