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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻11号

1978年11月発行

最近の検査技術

ロケット免疫電気泳動法

著者: 川出真坂1

所属機関: 1岐阜大学中央検査部

ページ範囲:P.915 - P.919

文献概要

 特異抗血清を含んだアガロースゲルを支持体として抗原タンパクを電気泳動すると,図1に示したような形状の沈降線が現れる.その高さを測って抗原タンパク量を定量する方法をElectroimmunoassayあるいはロケット免疫電気泳動法と言う.沈降線の形状がロケットに似ているので,この名前がつけられたが,この方法を完成した,Laurell1)による正式の名称はElectroimmunoassayである.しかしロケット免疫電気泳動法という名称のほうが好んで使われているので,本稿ではこの名称をロケット泳動と簡略して用いることにする.この方面の綜説はAxelsenら2),河合ら3)が参考になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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