文献詳細
文献概要
マスターしよう基本操作
マイクロピペットの操作法
著者: 五十嵐富三男1 中山年正1
所属機関: 1虎の門病院臨床化学科
ページ範囲:P.977 - P.984
文献購入ページに移動 臨床化学用の微量ピペットは古く,歴史的にはオストワルド型に始まり,モール型,キルク型,コンストリクション型などいろいろな型式が工夫されてきた.検体数の増加と多項目測定のために臨床化学の定量が微量法,そして現在では,超微量法へと発展し,微量の試料を,いかに安全,迅速に,そして精密に測るかという要請から,目的に応じてサンズピペット,ノック式ピペット,コンストリクション式ピペット,マイクロシリンジピペットなど種々発売されている.ここでは,サンズピペット,エッペンドルフピペット(ノック式),ペデルセンピペット(コンストリクション式)について操作法,注意点,をデータを加えながら解説する.
掲載誌情報