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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻3号

1978年03月発行

文献概要

国内文献紹介

At-Riskスクリーニング

著者: 𠮷野二男1

所属機関: 1神奈川県立衛生短大

ページ範囲:P.225 - P.225

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 いろいろな検査方法が発達してきて,多数の検体を処理できるようになり,殊に先天性代謝異常の早期発見に応用され,病院における患者に対する臨床検査とは違った意味で社会的にも大いに喜ばしいことである.ところが,いかに多数を処理できるといっても,その数にはおのずから限度があり,検査を行う側の負担も著しく増大してくる.それを強行して,例えば新生児の全部について検査を行っても,むだが多くなり,一方,偽,疑陽性などの判定結果に関し各種の問題が生じてくる.
 全体を検査するマス・スクリーニングに対し,医療関係者などにより危険,心配—risk—があると考えられたものに対して重点的に検査を行うと効率の良い成果が得られるのでこのような方式に対しat-riskスクリーニングという言葉が用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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