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文献概要
症例報告:1973年11月5日,全体表面の67.5%以上に2〜3度の火傷を受けて,37歳の白人女性が,米陸軍外科研究所に入院した.46%は第3度と推定され,全体表面に及び,手,足は大部分第3度である.火傷は,1973年11月4日,フロリダ,キーウェスト海岸のボートで,船内エンジンに給油中に,ガソリン気体に引火して起こった.患者は当初,爆発で転倒し,燃えているボートから救出され,炎を消すために海水につけられた.患者は火傷後2時間以内にキーウェスト空軍基地病院に運ばれ,直ちに蘇生術が開始された.その日しばらくして,外科研究所の火傷チームが到着し患者は検討され,救急機で外科研究所に運ばれた.彼女は集中治療室に入れられ,重体と記載された.重症の火傷に伴う多くの合併症が発生し,合併症が認められると治療が行われた.熱心な治療努力にかかわらず,彼女の心臓は停止し,1973年11月9日息を引き取った.
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