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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻7号

1978年07月発行

技術講座 血清

Heller反応

著者: 清水初子1

所属機関: 1東京医科歯科大学病院検査部

ページ範囲:P.544 - P.548

文献概要

 リウマトイド因子(rheumatoid factor,以下Rfと略す)の検査法にはいろいろある.それはRfの多様性に基づき,かつRfの出現する疾患もまた一種類と限らないからである.本来Rfは慢性関節リウマチ(RA)に特異的なものとして,その出現に意味があると考えられてきたものである.Heller反応はその手技の繁雑さのためにしだいに用いる施設は減少してきている.しかし,ウサギγグロブリンに対する抗体としてのRfはRAに,より特異的と考えられる以上,Heller反応を考えることは有意義と思われる.以下それについて記してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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