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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻8号

1978年08月発行

文献概要

読んでみませんか英文論文

薬物による臨床化学における分析障害

著者: 角尾道夫1

所属機関: 1日本医科大学薬理

ページ範囲:P.657 - P.659

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 臨床検査室において,ある種の化学的成分の濃度,ならびに酵素活性を測定する分析方法に対する種々の薬物の影響が検討された.薬物は報告されている中毒濃度でまず研究されたが,もしこの濃度で影響がある場合には,更に低濃度でもまた検討された.薬物はまずTechnicon SMACTMアナライザーを用いて研究された.次いでDu PontACAならびにTechnicon Auto AnalyzerTMIまたはⅡを用いる方法が検討された.最も多く影響を受ける方法は尿酸測定の際のリンタングステン酸還元法である.しかし,アルカリホスファターゼ,乳酸脱水素酵素測定と同じく,全タンパク量,ならびにアルブミン測定法もしばしば影響を受けた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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