文献詳細
測定法の基礎理論 なぜこうなるの?
文献概要
脳波は脳の活動電位を増幅し記録したものであるから,脳の機能をよく現す検査として広く応用されている.脳波の波形は単純でなく,絶えず変動しており,脳の疾患によっては特異的な波形を現すことが知られている.正常成人の脳波はα波とβ波からなり,割合に規則正しい律動性のある波形を示しているが,個人差も大きく,外界の刺激に応じて敏感に反応して変化する.
脳波検査は通常,覚醒,安静,閉眼状態で記録するが,その状態においても絶えず外界から種々の刺激が加わっているから,それらに反応して絶えず変化しているわけである.
脳波検査は通常,覚醒,安静,閉眼状態で記録するが,その状態においても絶えず外界から種々の刺激が加わっているから,それらに反応して絶えず変化しているわけである.
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