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文献詳細

雑誌文献

検査と技術6巻9号

1978年09月発行

文献概要

測定法の基礎理論 なぜこうなるの?

脳波の賦活試験

著者: 本間伊佐子1

所属機関: 1虎の門病院生理学科

ページ範囲:P.713 - P.719

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 脳波は脳の活動電位を増幅し記録したものであるから,脳の機能をよく現す検査として広く応用されている.脳波の波形は単純でなく,絶えず変動しており,脳の疾患によっては特異的な波形を現すことが知られている.正常成人の脳波はα波とβ波からなり,割合に規則正しい律動性のある波形を示しているが,個人差も大きく,外界の刺激に応じて敏感に反応して変化する.
 脳波検査は通常,覚醒,安静,閉眼状態で記録するが,その状態においても絶えず外界から種々の刺激が加わっているから,それらに反応して絶えず変化しているわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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