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文献詳細

雑誌文献

検査と技術7巻10号

1979年10月発行

文献概要

技術講座 血液

プロトロンビン時間の測定

著者: 大竹順子1

所属機関: 1順天堂大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.821 - P.825

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 プロトロンビン時間測定はQuickがMoRawitzの凝固機序の理論に基づいて考えた検査方法である.脱カルシウム血漿に十分量の組織トロンボプラスチンとカルシウムイオンを加え,フィブリンが析出するまでの時間を測定する検査法である.この検査はプロトロンビン(第II因子)のみではなく第V,第VII,第X因子の活性を総合的に測定する方法,すなわち外因系凝固機序を反映する測定方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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