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"クリアー"な酵素コントロール標品の使用
著者: 野本昭三1
所属機関: 1信州大学医療技術短期大学部
ページ範囲:P.934 - P.936
文献購入ページに移動 商業的に開発された,3濃度の,濁りの少ない"クリアー"酵素コントロールと,従来からのヒト血清を凍結乾燥した,いわゆる濁りのあるコントロールを,精度管理のうえでどちらが優れているかを比較検討した.コントロールの評価の基準には,1)濁りの測定,2)30日間の日常の測定による日間精密度の検討,3)これらコントロールをもどし溶解して凍結保存した場合,0から30日間と,0から10日間を3回にして合計30日間にしたものによる,それぞれの酵素測定値の安定性,を用いた.これらのコントロールはLDH,GPT,GOT,CK,アルカリホスファターゼの各活性についてパーキンエルマーのKA-150型酵素分析機で測定した.
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