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病気のはなし
副甲状腺機能亢進症
著者: 藤田拓男1
所属機関: 1神戸大学第3内科
ページ範囲:P.104 - P.108
文献購入ページに移動原発性副甲状腺機能亢進症は副甲状腺ホルモンの生理作用を明らかにする端緒をつくった点で,カルシウム代謝研究の原点とも言われており,その病態を理解することは,極めて重要であるばかりでなく,また実際的にも,尿路結石や骨変化の強いものがあり,治療可能な疾患であって,かなり広く見られる状態であるために,その知識は応用範囲が広く日常の検査活動にとっても不可欠なものである.そこで主として検査所見の面からこの病気を見ていきたい.
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