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文献詳細

雑誌文献

検査と技術7巻2号

1979年02月発行

文献概要

測定法の基礎理論 なぜこうなるの?

夜間の睡眠と昼間の睡眠

著者: 星昭輝1

所属機関: 1慶応大学病院中央臨床検査部精神神経科

ページ範囲:P.128 - P.134

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 現代人の生活リズムは極めて多彩なものになっているが,昼間の覚醒・活動と夜間の休息・睡眠は,現代においてもなお一般的な常識と言ってよいであろう.しかしながら,夜間勤労者や時差による生活リズムの乱れを強制される航空機搭乗者などにとっては,昼間の休息・睡眠が極めて重要な問題であることは言うまでもない.また,だれしも経験する日中の"居眠り"や"うたた寝",南欧のシエスタ(日中の酷暑を避けるための昼寝の習慣)あるいは高緯度地方の白夜のもとでの睡眠なども興味深いものがある.しかし,これまでの睡眠研究のほとんどは夜間睡眠に関するものであり,昼間睡眠の研究7,10,15,18,19,26,27)は極めて少ない.そこで本稿では,初めに,夜間睡眠に関する知見について簡単に述べ,次いで,比較的最近になって行われるようになった昼間睡眠に関する研究成果のうち,主として,健康成人を対象としたものを紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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