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文献詳細

雑誌文献

検査と技術7巻2号

1979年02月発行

文献概要

おかしな検査データ

細菌検査に及ぼす影響

著者: 猿渡勝彦1

所属機関: 1長崎大学病院検査部

ページ範囲:P.176 - P.177

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 臨床細菌検査は大きく分けると形態学的検査,分離培養,同定検査,薬剤感受性検査からなるが,これらの検査を通して,無菌操作は最も重要な操作である,いかに熟練した技術者や知識豊富な技術者が行った検査でも,その基礎となる無菌操作が無雑作に行われたならば,その検査結果は信用性に乏しいのは明らかである.しかし経験を積むことによって高度の技術に目が移り,初歩的な無菌操作が安易に行われがちになることも多々あることは否定できない.
 人の生活環境には無数の細菌が共存しており,その中で行われる細菌検査では,無菌操作は最も重要な操作であり,無菌操作あっての細菌検査であると言っても過言ではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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