文献詳細
技術講座 血清
梅毒の血清学的診断法I—Treponema pallidumの検出法
著者: 笠松重雄1 山屋駿一1 菅原孝雄1
所属機関: 1国立予防衛生研究所細菌第2部
ページ範囲:P.228 - P.236
文献概要
しかし,14世紀末に梅毒がヨーロッパ全域に拡大したことは事実とされている.当時の梅毒は急激な疾患で,第二期梅毒で致命的な症状を呈する未知の疾患であると報告されている.この激しい症状は比較的速やかに消退し現在のような慢性疾患に移行したと言われる.
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