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マスターしよう基本操作
病理検査材料の整理と保管
著者: 三友善夫1 高柳保1 田村蓉子1
所属機関: 1埼玉県立がんセンター病理部
ページ範囲:P.247 - P.254
文献購入ページに移動また検査材料は時間的に"永久的に保存"する必要のあるものと"一時的に短時日に保存"されるものがあり,その方法はそれぞれ異なる.いずれの材料も受付番号,年月日,氏名,性,年齢,臓器組織の種類,主な臨床経過と検査成績,写真撮影,X線フィルム番号などを記録しておく.特に保存材料のラベルの貼付とその剝離紛失に注意する,また同一患者の材料は患者番号で統一しておくとよい.病理検査標本と資料は単なる検査材料でなく,研究,教育の面でも医学上重要である.
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