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文献概要
最近の検査技術
経皮酸素分圧測定装置
著者: 井村総一1
所属機関: 1日本大学小児科
ページ範囲:P.411 - P.417
文献購入ページに移動 近年,動脈血酸素分圧(PaO2)を採血せずに皮膚に留置した電極によって,経皮的に測定する技術が西独のHuchら1,2)によって開発され,非侵襲的に連続的にリアルタイムのPO2(経皮酸素分圧,tcPO2)を測定することが可能となった.これによって従来の採血による"点"での測定から"線"での測定が可能となったわけで,新生児の酸素治療に果たす役割は大きい.
筆者は1974年以来,Roche社の装置を用いて,その臨床使用上の問題を検討しているので3〜5),本稿ではこれを中心に解説することにする.
筆者は1974年以来,Roche社の装置を用いて,その臨床使用上の問題を検討しているので3〜5),本稿ではこれを中心に解説することにする.
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