文献詳細
文献概要
測定法の基礎理論 なぜこうなるの?
血液型と植物性凝集素—レクチンの血球凝集作用における特異性
著者: 寺田清1 遠山博2
所属機関: 1丸善石油(株)技術開発部CD純薬室 2東京大学病院輸血部
ページ範囲:P.470 - P.477
文献購入ページに移動このような凝集素は植物由来であることから植物性凝集素(plant agglutinin)あるいは赤血球に対する凝集能力を有することからフィトヘマグルチニン(phytohaemagglutinin)とも言われていたが,Boydは"選び出す"というラテン語legereにちなみレクチン(lectin)という呼称を提唱した.今日では植物性凝集素やフィトヘマグルチニンなどと言うよりもレクチンという呼称のほうが一般的のようである.
掲載誌情報