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文献詳細

雑誌文献

検査と技術7巻9号

1979年09月発行

文献概要

トピックス

遊離脂肪酸の生理作用

著者: 井川幸雄

所属機関:

ページ範囲:P.774 - P.774

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 多項目同時測定が多くの検査室でルーチン化され,病態の把握に大きな貢献をしていることは言うまでもない.
 ところで血液化学の成分のうちで,食事・運動そのほかの影響を受けて,その値が著しく変動するものについては,いわば変動幅が大きいため,臨床的評価がしにくい検査項目ということになるが,しかし一方,生理的な条件で変化が大きい血中成分は生理学的には興味深い成分であることが多い.例えば,血糖値や血漿中の遊離脂肪酸などがこの良い例となろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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