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文献詳細

雑誌文献

検査と技術7巻9号

1979年09月発行

文献概要

おかしな検査データ

IgM型M蛋白血症で血清IgM値がゼロ?

著者: 高阪彰1 浅井正樹1

所属機関: 1名古屋大学病院検査部

ページ範囲:P.786 - P.787

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 我々の検査室ではIgG,A,Mなどの免疫グロブリンの定量は,これまで免疫拡散法(SRID)によっていたが,急速な検体増に対応するため,1978年末からレーザーネフェロメトリー(Hyland Laser Immunoassay Automated System;LIA)を導入した.今回の"おかしな検査データ"は,LIA導入後間もなくに経験した苦い思い出を自己反省の意味も込めて紹介したい.
 一般に過ちとか見落としというものは,後から考えると"なぜこんなことを"と思えるものが多いが,今回の例がまさにそれであり,その意味でこの小文が読者諸兄姉のご参考になれば幸いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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