文献詳細
文献概要
おかしな検査データ
IgM型M蛋白血症で血清IgM値がゼロ?
著者: 高阪彰1 浅井正樹1
所属機関: 1名古屋大学病院検査部
ページ範囲:P.786 - P.787
文献購入ページに移動 我々の検査室ではIgG,A,Mなどの免疫グロブリンの定量は,これまで免疫拡散法(SRID)によっていたが,急速な検体増に対応するため,1978年末からレーザーネフェロメトリー(Hyland Laser Immunoassay Automated System;LIA)を導入した.今回の"おかしな検査データ"は,LIA導入後間もなくに経験した苦い思い出を自己反省の意味も込めて紹介したい.
一般に過ちとか見落としというものは,後から考えると"なぜこんなことを"と思えるものが多いが,今回の例がまさにそれであり,その意味でこの小文が読者諸兄姉のご参考になれば幸いである.
一般に過ちとか見落としというものは,後から考えると"なぜこんなことを"と思えるものが多いが,今回の例がまさにそれであり,その意味でこの小文が読者諸兄姉のご参考になれば幸いである.
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