icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻11号

1980年11月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

mg/dl, mEq/l, mmol/lの使い分けからSI単位への統一

著者: 石井暢1

所属機関: 1昭和大学臨床病理

ページ範囲:P.893 - P.900

文献購入ページに移動
 表題のいずれも,我々臨床検査に携わっている者にとり,平生使い慣れた表現である.すなわち血清総コレステロール230mg/dl,血清カリウム4.3mEq/lとしたり,ある物質5mmol/lの溶液を作るとかである.しかし,改めて見直すと,同じ血清成分でありながら一方はmg/dl,他方はmEq/lとはなぜであろうか.最近の新しい臨床化学雑誌をみると,今度は血糖5.5mmol/lなどとの報告がある.全く不統一そのものと思われよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら