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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻11号

1980年11月発行

文献概要

技術講座 生化学

FeとUIBC及びCuの定量法

著者: 浅井正樹1

所属機関: 1名古屋大学病院検査部

ページ範囲:P.901 - P.907

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 生体内で鉄,銅はグロブリンと結合して血管内を流れている.
 トランスフェリン(Tf)は分子量約9万の鉄結合蛋白であり,Tf1分子について鉄が2原子結合する.血清中Tfの1/3は鉄と結合している.残り2/3は遊離Tfとして存在する.前者を血清鉄(SI;serum iron)と言い,後者は試験管内で鉄を添加すると鉄を結合する能力を持つことから不飽和鉄結合能(UIBC;unsaturated iron binding capacity)と言う.SIとUIBCを合わせて総鉄結合能(TIBC;total iron binding capacity)と言う.またTfと鉄の結合は可逆的でpH依存性であり,pH7以上では結合は完全となり,pH5以下ではほとんど解離する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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