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文献詳細

雑誌文献

検査と技術8巻11号

1980年11月発行

文献概要

トピックス

阻害剤によるアミラーゼの分別定量

著者: 中山年正1

所属機関: 1虎の門病院

ページ範囲:P.934 - P.934

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 ヒトの膵及び唾液アミラーゼは極めてよく似た性質の蛋白質であり,わずかな等電点の差が両アイソザイムの分別に利用されている.等電点の差は極めてわずか(膵:pI=7.02,唾液:pI=6.87)であるため,電気泳動法では2〜3時間の泳動が必要である.
 阻害剤,基質親和性などの酵素学的分別法も種々試みられ,両アイソザイムに若干の差があることが知られており,特に両酵素の基質切断点の差が示唆されるようになった(オリゴ糖G4〜G5でその差が明瞭である).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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