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阻害剤によるアミラーゼの分別定量
著者: 中山年正1
所属機関: 1虎の門病院
ページ範囲:P.934 - P.934
文献購入ページに移動 ヒトの膵及び唾液アミラーゼは極めてよく似た性質の蛋白質であり,わずかな等電点の差が両アイソザイムの分別に利用されている.等電点の差は極めてわずか(膵:pI=7.02,唾液:pI=6.87)であるため,電気泳動法では2〜3時間の泳動が必要である.
阻害剤,基質親和性などの酵素学的分別法も種々試みられ,両アイソザイムに若干の差があることが知られており,特に両酵素の基質切断点の差が示唆されるようになった(オリゴ糖G4〜G5でその差が明瞭である).
阻害剤,基質親和性などの酵素学的分別法も種々試みられ,両アイソザイムに若干の差があることが知られており,特に両酵素の基質切断点の差が示唆されるようになった(オリゴ糖G4〜G5でその差が明瞭である).
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